ミーコがいた。



――へ?



「おはようございます」


オレの顔を覗き込み、満面の笑みを浮かべて小首をかしげる。



「え……あー……ん?」


なんだ?

なんで、ミーコが……?


そう思ってぼんやり彼女の顔を見つめていると。

だんだんと近づいてきて……



そして……


――チュッ

って唇が重なる。


――え……。


えええええええええ?

何この状況……。

オレっ


何したっけ?