「留守番、ありがとうね!」


伯母が声をかけると、ソファで喋っていた3人の男の人達が話をやめてこちらに顔を向けた。


「みんなにも紹介しておくわね。
今日から一緒に住むことになった姪の、みのり。
高校2年生。
この子は大切な預かり物だから、手を出したら承知しないからね!」


笑いながらそう紹介され、私は緊張しながら初対面の3人の横に立った。


「唐沢みのり(カラサワミノリ)です。
よろしくお願いします!」


90度に頭を下げた。