「なんで、私なの?
他にもたくさん女の子いるでしょ」


そうだよ。
虎はかなりイケメンだしモデル?って言われたらモデルしてます感の身長の高さだし、優しいし、学校でたくさんモテてきてるでしょ。


「僕はね、依夢が居ない間、たくさん遊んで学ぼうとも思ったよ。でも、どんなに遊ぼうと思っても依夢の顔がチラつくんだ。この会えなかった5年間、僕は空っぽだったんだ。でもまた会えた。一途に想ってて良かったって。だから会えなかった分、依夢が僕のこと恋愛として好きじゃなくても、僕は依夢を愛するし真っ直ぐ気持ちを言うつもりだよ」


虎。。

虎は昔から私のことを思ってくれてたんだ。
嬉しい反面
どうしたらいいか分からない。
好きと言われてもトキメクよりも
嬉しいっていう気持ちだけ。


「そ、そんな風に思ってくれてたんだ」

「うん。依夢が答え出すまで待つつもりだし、帰ってきた理由も依夢が言うまで待つよ。」

「虎、、ありがとう。いつも私のこと考えててくれてありがとう。小さい頃から変わらないんだね。」

「そう?依夢の前では素で居れるからかな?」


こんなに一途に想ってくれる人は多分もう現れないと思う。