「どうしたの?友達と久しぶりに電話?たまには遊んできなさい。お小遣いならあげるよ」


『うぅん、いいよ。今日の御飯は何?手伝うよ。』


2人には言えない。心に閉まっていこう。あんな親のことも一緒に。奥の、奥に。
小さくても貧しくても2人が居ればいい。


『幸せになろう』


そう思っていたのに。


それはあまりにも突然で、




あまりにも強引だった。