「なにか知っているのなら、教えてください。わたし、傷つく覚悟はできていますから。彼女だろうと、許婚だろうと。葉月先輩の味方になってくれる人なら、わたし、知りたいです」
「いや……そういうんじゃないんだよね。まあ、なんつーか……ごめん。やっぱアイツが栞奈ちゃんに話す気がないのなら、俺はなにも教えてあげられない。ほんと、ごめんな」
五藤先輩が、申し訳なさそうに顔の前で両手を合わせる。
「いえ。ご無理を言って、申し訳ありませんでした」
「でも、今回の栞奈ちゃんの退学処分は、さすがに行き過ぎだと思う。今までなら、ちゃんとその後のケアもした上で通達を出していたはずなのに、これは完全にアイツの独断だから。まあ、俺がヘタなこと言うより、多分栞奈ちゃんが直接言った方が聞くと思うからさ。思いっきり文句をぶつけて、取り消してもらっておいで」
大丈夫だよ、とでもいうように、五藤先輩がわたしの肩をぽんぽんと叩いた。
「いや……そういうんじゃないんだよね。まあ、なんつーか……ごめん。やっぱアイツが栞奈ちゃんに話す気がないのなら、俺はなにも教えてあげられない。ほんと、ごめんな」
五藤先輩が、申し訳なさそうに顔の前で両手を合わせる。
「いえ。ご無理を言って、申し訳ありませんでした」
「でも、今回の栞奈ちゃんの退学処分は、さすがに行き過ぎだと思う。今までなら、ちゃんとその後のケアもした上で通達を出していたはずなのに、これは完全にアイツの独断だから。まあ、俺がヘタなこと言うより、多分栞奈ちゃんが直接言った方が聞くと思うからさ。思いっきり文句をぶつけて、取り消してもらっておいで」
大丈夫だよ、とでもいうように、五藤先輩がわたしの肩をぽんぽんと叩いた。



