やっぱり……生徒会の関係者っていうだけで、怖い人っていうイメージになっちゃってるのかな。
五藤先輩、全然そんなことないのに。
「もうさ、アイツ弱りきってて、超ヤバいんだって」
涼音の背中が見えなくなると、はぁーと大きなため息をつきながら五藤先輩が言った。
「葉月先輩のことですか?」
でも、そんなの、わたしには関係ないし。
だって、先にわたしのクラスメイトにヒドイことをしたのは、葉月先輩だ。
「あーもうっ。言うなって言われたって、こんなのほっとけないだろっ」
ぶつぶつと口の中で文句を言うと、髪の毛をわしゃわしゃとかき混ぜる五藤先輩。
「アイツとは、きさらぎ学園の幼稚舎からの付き合いでさ。昔はこんなんじゃなかったっつーか。っていうか、今でもだけどさ、他人のために尽くせるヤツなんだって。それだけは、誤解しないでやってほしいんだ」
五藤先輩が、わたしに向かって頭を下げる。
「ち、ちょっと、やめてくださいよ、五藤先輩」
廊下を行き交う人たちが、興味津々なのを隠せないっていうふうにわたしたちのことをチラチラ見ながら通りすぎていく。
五藤先輩、全然そんなことないのに。
「もうさ、アイツ弱りきってて、超ヤバいんだって」
涼音の背中が見えなくなると、はぁーと大きなため息をつきながら五藤先輩が言った。
「葉月先輩のことですか?」
でも、そんなの、わたしには関係ないし。
だって、先にわたしのクラスメイトにヒドイことをしたのは、葉月先輩だ。
「あーもうっ。言うなって言われたって、こんなのほっとけないだろっ」
ぶつぶつと口の中で文句を言うと、髪の毛をわしゃわしゃとかき混ぜる五藤先輩。
「アイツとは、きさらぎ学園の幼稚舎からの付き合いでさ。昔はこんなんじゃなかったっつーか。っていうか、今でもだけどさ、他人のために尽くせるヤツなんだって。それだけは、誤解しないでやってほしいんだ」
五藤先輩が、わたしに向かって頭を下げる。
「ち、ちょっと、やめてくださいよ、五藤先輩」
廊下を行き交う人たちが、興味津々なのを隠せないっていうふうにわたしたちのことをチラチラ見ながら通りすぎていく。



