お風呂に入って、ぼーっとお湯を眺める。体を動かすとゆらゆら揺れる。さっきのせーくん、かわいかったな。食べ物で機嫌がよくなるところはお父さん似かな。
お父さんはいつもは温厚だけど、怒ると怖い。でも反省の意を伝え、お父さんの好きなお菓子をあげると一気に機嫌がよくなるんだ。
せーくんは一気に機嫌がよくなるとまではいかないけどね。でも、みんながダイニング離れてからこっそりおかわりしてたのを私は見かけてしまったんだ。私に気づいたせーくんは顔を赤くしていた。それがかわいかった。
ひとしきり足をマッサージしてから、お風呂から上がる。熱くなった体がお風呂から出たことで少し冷め、気持ちいい。そそくさとパジャマを着て、髪を軽く拭く。
歯を磨いて、ドライヤーをする。最後に冷風を当て、完了。もう8時半。そろそろ寝る準備をしようと思い、コップにお茶を注いで二階に持って行く。また下に戻り、トイレに行って、手を洗う。
「おやすみなさい。」
私がおやすみを言って二階へ上がろうとすると、お母さんが「おやすみー。」と返してくれた。
自室のベッドに転がり、電気を消す。あくびが出て、私は夢の中へと旅立って行った。
