柚菜〜初恋編〜

柚菜は来た道を引き返し、祭りに戻る


柚菜「もう雄太いないかな」


探すが見つからない



柚菜「いるわけないよね‥帰ろう」



ふと、りんご飴の屋台に目が行く


柚菜は、りんご飴を買う



帰り道


りんご飴を袋から出し、一口食べる



柚菜「やっぱり、あんまり美味しくない‥」



「美味い?」


振り向くと、雄太が立っていた



柚菜「なんでいるの?」


雄太「なんでって、送ってくって行っただろ?」


柚菜「里依ちゃんは?」


雄太「不機嫌そうに帰ったけど。高瀬は、なんでいるわけ?貴洋は?」


柚菜「送ってもらったけど、急にりんご飴が食べたくなったの。あげちゃったから買いに来た」


雄太「ふーん。」



雄太も、りんご飴を袋から出そうとする


柚菜「待って!これあげるから、それ持ち帰りなよ」


雄太に自分の食べかけを渡す


雄太「食べてあるけど」


柚菜「一口だけだからいいでしょ?嫌なら返して」


雄太「食べるけど」


柚菜から渡されたりんご飴をかじる


柚菜「食べてみたけど、あんまり美味しくない」


雄太「そうか?美味いけどな」



柚菜「ねえ、びっくりした事あったんだけど」



雄太「ん?」



柚菜「あのね私の机、一年の時に使ってたやつだったんだけど」


雄太「自分で彫ったやつ?」



柚菜「だから!私が彫ったわけじゃないから!」



とても居心地が良くて、二人はゆっくり歩く