柚菜〜初恋編〜

自分のクラスに戻る柚菜



夏美「なんか凄い騒がしかったね」


貴洋「机が落とされてたよな?」


柚菜「なんか気持ち悪いよね。誰も何も言わないんだよ?」


夏美「確かに。あれはやりすぎだよね。」


貴洋「楽しいのかな。あんなことして」



柚菜は携帯を取り出し、果穂にメールをする


柚菜【大丈夫なの?今からそっち行こうか?】



果穂【うん】


柚菜【わかった】


柚菜「帰るね?夏美、また夜ね」


夏美「わかった!」


柚菜は、果穂が好きなカップラーメンを買い、果穂の家に行く


果穂は、あっけらかんとした顔をしていた


果穂「ありがとう〜食べたかったんだよね〜カップラーメン」


柚菜「果穂?なんで言ってくれないの?」



果穂「あーあれ?机は流石にムカついたけど。でもおかしいのは向こうじゃん?だから、気にしても無駄。うまっ!麺を食べた後に、米を入れたら最高だよー!」



美味しそうにラーメンを食べる果穂



柚菜「私は、嫌だよ?」



果穂「柚菜は優しいんだよ。自分の事じゃないのに、自分の事のように怒ってさ。ありがとうね。でも本当にどうでもいいんだよ。彼氏もいるし、柚菜もいるし、大丈夫。飽きたらやめるよきっと。」




柚菜「果穂が言うならいいけど‥」



果穂の携帯が鳴り、電話に出る


話終わると、ニコニコしている


柚菜「彼氏?」


果穂「うん。心配して連絡くれて、あとで家に来るって」


元気になった果穂を見て、柚菜は少しホッとして、お菓子を食べ、くだらない話で盛り上がった