柚菜〜初恋編〜

柚菜「貴洋って、いつも笑顔だよね」



貴洋「ん?笑顔でいたら、いいことありそうじゃん!?」


柚菜も自然に笑顔になる



貴洋「笑顔にしてあげたんだから、ジュース奢れよ?」



柚菜「いいよっ」



ジュースを買い、小学校のグラウンドに行く



まだ卒業してから一年も経ってないのに、なんとなく懐かしい気持ちになる



二人は、タイヤの遊具に座る


柚菜「なんかさぁ、小学生の時は、早く中学生になりたかったけど、中学生になったら、めんどくさい事も増えて、小学生に戻りたいって思う」




貴洋「俺は、中学生のままがいいなぁ〜だって、今が楽しいから」



柚菜「羨ましいわ〜」



貴洋「柚菜は、生きづらそうよな」



柚菜「どうゆう意味?」



貴洋「柚菜は、ふと見た時にいつも表情が違う。笑ってたり、怒ってたり、泣いてたり、ボーッとしてたり。」


柚菜「なっ‥なんか馬鹿なやつみたいじゃん。私」



貴洋「俺は羨ましい。素直でいいじゃんか。俺は、あんまり怒ったりとかしないからさ。柚みたいに素直になれたらなって思うよ?」




柚菜「そうかな?確かに貴洋はいつも笑顔だもんね。私は、貴洋が羨ましいけどね」


貴洋「無い物ねだりだな。」


貴洋の横顔を見る柚菜


いつも見る貴洋とは違い、少し寂しそうな顔を見せた



その時、柚菜は初めて貴洋の素顔を見た気がした


それから一時間くらい話をした



柚菜「もう真っ暗だね〜帰らなきゃね」



貴洋「帰るか。家まで送るよ。」




二人はゆっくり歩き出す