柚菜〜初恋編〜

学校に行く気になれず、何日か休んだ




久々に学校へ行くと、席が変わっていた


柚菜「席替えしたんだ‥」




柚菜の席は、廊下側の後ろから2番目


隣の席は、貴洋(たかひろ)
クラスのムードメーカー



夏美「おはよー!柚〜」


柚菜「おはよう〜また同じ班なんだ!ラッキー」



夏美「そうなんですよー柚が前で良かった!」


紗弥も走ってくる


紗弥「今日来るなら、朝寄ったのに!」


柚菜「ごめんごめん、寝坊しちゃったからさ」


無理して笑ってみせる柚菜



雄太を探す


雄太は、真ん中の通りの一番後ろの席になっていた。


柚菜に見向きもしない。


そんな雄太に、なぜか苛立ちを感じる



雄太の隣の席は、ギャルの瑠璃(るり)だった



瑠璃は、ギャルだけどみんなに優しく、話も面白く、クラスで人気の子だ



瑠璃と雄太が話しているのを見て、少し嫌な気持ちになる柚菜


そんな柚菜に話しかける貴洋


貴洋「どうした?すごい顔してるよ?笑」



柚菜「え?何すごい顔って」



貴洋「ん〜なんて言うか、鬼の形相?」


柚菜「ひどいでしょそれ」



自然に笑顔になる


貴洋「なんか、朝から不機嫌そうな顔してたから、俺が隣なのが嫌すぎてかと思ったけど〜」



柚菜「いやいや、嫌がるとか意味わかんないでしょ?嫌じゃないから。」


貴洋「なら良かった!」


貴洋は、ニコッと笑って柚菜を見る