柚菜〜初恋編〜

その日、結局返事は返さなかった。


次の日


席に座るなり、雄太が話しかけてきた


雄太「昨日、連絡あった!ありがとう!」


柚菜「うん。」


雄太「でも、一通しかメールしてないんだよなー。返事こなくなっちゃって。てか、愛ってどんな子?」


柚菜「え?かっ可愛い子だよ?」


雄太「まじで?今日また連絡してみようかな。あんま連絡したら嫌われるかな?」


柚菜「いや‥いいんじゃないかな?」


雄太は嬉しそうな顔をする



その日、一日中、愛の話ばかりする雄太



雄太「愛って名前がいいよな」「愛ってどんな子?」
「よく会うの?」


罪悪感を感じながら、それと同時に少し嫌気がさしていた。適当に答える柚菜



家へ帰ると、メールが来ていた。
雄太からだ。


雄太【何通もごめん。もし嫌だったら言って?】


柚菜はため息をつき、メールを返す


愛【返事遅れてごめんね。嫌じゃないよ?昨日はちょっと忙しかったから。】



すぐに返事はきた


雄太【それなら良かったぁ〜今日、高瀬と愛の話してた!】



愛【そうなんだね!恥ずかしいじゃんっ!なんの話?】



雄太【色々、愛のこと聞いてた!すごく可愛い子だって高瀬が言ってた】



愛【柚菜は大袈裟に言い過ぎだよ!可愛くないから!】



雄太【高瀬は嘘はつかないよ?】



柚菜の手が止まる



柚菜「嘘つかない‥か」


胸がチクチク痛む