柚菜〜初恋編〜

その日の夜、和奈から電話があり、柚菜の学校に遊びに行きたいと言われ、次の日学校まで来ることになった。


放課後、正門の前に制服姿の和奈が待っていた。


和奈「柚ー!」


靴箱に上履きを入れ、外に出る


男子達が和奈を見て、ザワザワしている



同じクラスの斎藤と葵が、柚菜を呼び止める


斎藤「おい!高瀬!あれ誰だよ!違う学校の子じゃん!」


柚菜「てか、なにそのテンション」


斎藤「紹介してよ」


柚菜「はあ?」


斎藤「だって、他の学校の女子と出会いなんてないじゃん?」


葵「あれ誰?」


柚菜「前の学校の子」


葵「可愛いじゃん」



柚菜は呆れて歩き出す。その後ろを、数人の男子がついてくる。


和奈「沢山男子連れてきたじゃん」


斎藤「初めまして!どこの学校?彼氏いる?」


葵「名前は?俺は葵」


和奈「和奈だよ」


葵「携番教えて?」


和奈「いいよ?」


二人は、携帯番号を交換する



柚菜「ちょっと!もういいでしょ?あっち行ってよ!あんた達もどっか行ってよ!」


男子「つまんねーなぁ」「いーじゃんかー」


ぶつぶつ言いながら、その場から離れていった。


柚菜「ごめんね!他の学校の子とか珍しいんだよ」


和奈「いいよ〜葵君かっこよかったし」


和奈は、嬉しそうに笑う


柚菜「この調子だと、学校の中は無理そうだね」



和奈「今日来たのは、理由があります!」


柚菜「ん?」


柚菜は首をかしげる