柚菜〜初恋編〜

柚菜は家に帰り、CDプレーヤーを鞄に入れて、イヤホンを耳にして外に出る。



自転車に乗りながら、カメラ屋へ向かう



今日の事を思い出していた。


最近雄太と話していなかったが、やっぱり会話をすると楽しいし、居心地が良い


柚菜「話したいって‥」


雄太の顔が浮かぶ。
それと同時に、果穂の顔も浮かぶ。



柚菜「もう!なんでー!」


トンネルで大きな声で叫ぶ


少しスッキリする



写真を現像に出し、近くの公園で待つことにした



ベンチに座り、空を見上げる


雲がゆっくり流れている



イヤホンからはバラードが流れる


柚菜「今日凄く幸せだったな‥日曜日楽しみだなー」


柚菜は、ハッとして息を呑む


柚菜「やばい‥これってよくよく考えたら‥ダブルデート⁈」



顔が熱くなり、目を閉じた。


心臓の鼓動が早くなるのを感じる。


「何一人でニヤニヤしてんの?」


柚菜「え?」


目を開けると、雅樹が不思議そうな顔で立っていた。


柚菜「あっ雅樹‥」


雅樹「何してんの?」


柚菜「写真待ちだよ?雅樹は?」


雅樹「俺は部活帰り。一人でニヤニヤしてたらヤバい奴みたいだから気をつけろよ?」


柚菜「ニヤニヤなんかしてないし」


雅樹「まあいいけど。じゃあな」


柚菜「じゃあね〜」




写真を取りに行く時間になる


公園に戻り、写真を確認する



1番最後の写真


雄太が、カメラ目線で微笑んでいる。


柚菜は、写真を見る


胸がドキドキする