柚菜〜初恋編〜

ますます気まずくなり、話せなくなる柚菜。




今日は、班別研修


一年生が、体育館に集まる


その中には、果穂の姿もあった。


柚菜は、目が合いそうになり、すぐに目を逸らした。



一組から徐々に、班ごと出発して行く。


二組


三組


柚菜達の班の番になり、ワクワクしながら校舎を後にする


学校の時間に、外にいるのが新鮮だった。




バスに乗り、お寺に向かう


夏美「楽しいねぇ」


柚菜「そうだね」


ウキウキしながら、外を眺める



お寺に着くと、門の前には立派な桜の木があり、もう花は散り、青々とした葉が沢山生えていた。


柚菜「もう少し早かったら、きっと綺麗だったろうな‥」


雄太「ん?」


横を見ると、雄太が立っていた。


柚菜「なんでもないよ?!」


小走りで、夏美の方へ行く。



それから、柚菜は沢山写真を撮った。


お寺の写真や、みんなの写真


レンズ越しに見る雄太は、やはりカッコよかった。



お寺の中も見学した
色々な展示物があり、それをノートにまとめた。



お寺を出る



夏美「さぁ!海へ行こう」


山田「あれ駄菓子屋じゃね?寄ってこうぜ!」


バスを待つ間、近くの駄菓子屋に入る



ワイワイしながらお菓子を選ぶ。


お菓子を買い終わり、バス停に行くと、ちょうどバスが来た。