【先生×生徒シリーズ】青い月②─先生と私 その後の物語─


優依の車がコンビニの駐車場に止まった。



「ちょっと待っとけよ」



優依はそう言うと、私の頭を撫でると、車から降りた。


私は相変わらず、窓の外を見ていた。


コンビニのパスタとか買って来たら殴るからね!
でも…ヤツならやり兼ねないかも…。


優依は、コンビニの中に入るどころか、
携帯を取り出し、外で電話を始めた。


どこに掛けてるんだろう…。

まさか…女じゃないよね…?


優依に限ってそれはないか…。


しばらくして、優依が車に戻ってきた。


そして、何も言わずにコンビニから車を出した。