優依の車がコンビニの駐車場に止まった。 「ちょっと待っとけよ」 優依はそう言うと、私の頭を撫でると、車から降りた。 私は相変わらず、窓の外を見ていた。 コンビニのパスタとか買って来たら殴るからね! でも…ヤツならやり兼ねないかも…。 優依は、コンビニの中に入るどころか、 携帯を取り出し、外で電話を始めた。 どこに掛けてるんだろう…。 まさか…女じゃないよね…? 優依に限ってそれはないか…。 しばらくして、優依が車に戻ってきた。 そして、何も言わずにコンビニから車を出した。