優依と初めてひとつになれたことが嬉しかった。 痛かったけど…。 私は、嬉しさからかベッドの上で泣いた。 次から次へと涙があふれて止まらなかった。 腕枕をしてくれていた優依は、 「泣き虫」 と言って、私の涙を指で拭ってくれた。 「優依?」 「んー?」 「ありがとう」 私は、優依に抱きついた。 優依は優しい笑顔で、私の頭を優しく撫でてくれた。