優依は私の手を掴むと、前に持って行き、



「ほら」



と、言った。



「!?」



私の手に何か当たってるんですけど…。
硬いものが当たってるんですけど…。



「なっ…何?」


「俺の息子」



優依が鼻で笑いながら言った。



「えっ?」



私は思わず手を避けてしまった。



「な…何、よ…欲情してんのよ!」


「お前が抱きついてくるからだろ?」



「だ…だって…」



初めて触った男性自身に、
心臓は今までにないくらいドキドキして張り裂けそう…。