地下の駐車場に車を止めて、優依と一緒にエレベーターに乗った。 鞄から鍵を取り出して、玄関を開ける。 部屋の中は真っ暗。 美咲さんは仕事でいない…。 てか、ここ3日ほど会っていない。 廊下の電気をつける。 暗かった廊下がオレンジ色の光に包まれた。 リビングに入り、ソファーに座る優依。 「着替えてくるから待っててね」 「おぅ」 私は、キッチンから灰皿を取って、 リビングのテーブルの上に置いた。 私は、自分の部屋に入った。