「お前さぁ…。何、顔赤くしてんの?また変なことでも想像してたんか?」



一時停止で車を止めた時、優依が私の顔を見て言った。



顔…近いから…。



「別に何も想像してないわよ!」


「そっかぁ?でも、俺にはわかるよ。海璃の想像してたこと」



優依はそう言うと、チュッと軽くキスしてきた。


意地悪な笑顔を浮かべて、何事もなかったかのように車を走らせた。



倒れてしまいそう…。


今すぐ、卒倒する自信があるわ!