「おせぇぞ!」
病院のベッドの上で、優依が笑っていた。
そう…優依は、何回も危なくなりながらも強い生命力で助かった。
「だって…病院行ってたから」
私は優依の傍まで行き、イスに座った。
「はぁ?病院って…どっか悪いのか?頭以外で」
優依が笑いながら言う。
「脇腹、殴られたい?」
私は満面の笑みで優依に言った。
「冗談で言ったんだろ?で…どこが悪いんだよ?」
「ん?」
私は、優依の手を掴むと、お腹へ持って行った。
「海璃…?もしかして…」
優依が目を見開いて私を見てる。
私は無言で首を縦に振った。
「マジで?」
「…うん」
私は優依に微笑んだ。
優依の顔もだんだん笑顔になっていく。
私のお腹の中には、優依との赤ちゃんがいた。



