「泣くなって…」



先生は優しく言うと、私の後ろに回り、
後ろからギュッと抱きしめてくれた。
先生の頬と私の頬がくっ付く。



先生…温かいよ…。



「今日から、海璃は俺の彼女な」


「先生…」


「2人でいる時には、先生じゃなくて名前で呼べよ。わかったな?これ命令な」



やっぱり先生は性格最低で、おまけにドS教師だ。


だけど…私だけに見せてくれる優しい笑顔。


最低な性格も、ドSなとこも全部全部、先生のことが大好き!