「これからどうしよっかぁ…」



前を向いたまま優依が言った。



「優依の部屋に行きたいな…」



私は優依の方を見て言った。



「いいよ」



優依がチラッと私の方を見て微笑んだ。



「じゃーその前に…うちに寄って。着替えとか用意するから」


「了解」



優依の車は、私が住むマンションに向かって走った。