図書室の前─。 私は深呼吸をすると、図書室のドアを開けた。 中に入ると、イスに座ってる優依の姿を見つけた。 「優依!」 誰もいない図書室。 私は、優依の名前を呼んだ。 「来たな」 優依が振り向くと、笑顔で言った。 私は優依の傍に行き、イスに座った。 「卒業おめでとう」 笑顔の優依。 「ありがと」 「はい!卒業祝い」 優依はスーツのポケットから、正方形のプレゼント包装された箱を出して来た。