「ねぇ…優依?」 私は顔を上げて、優依を見た。 「んー?」 「卓也のことなんだけど…。 本気なのかなぁ?私たちのことを密告するって…」 「さぁな」 「さぁなって…優依は怖くないの?」 「俺、言ったよな?何があっても海璃を一生守っていくって」 優依は私の目を見て言った。 「もし密告されて学校に知られても知らぬ存ぜぬを通せ。いいな」 「う…ん…」 「不安な顔すんな!大丈夫だから」 優依が優しい笑顔を見せた。