二年の秋。


学校は3日後の文化祭の準備に追われていた。


普段の退屈な授業と違うこの雰囲気。
クラス皆で一つの物を造り上げ様としている団結力?

とにかく、今まであまり話した事が無かったクラスメイトとも打ち解けていったり。


私は楽しくて仕方がなかった。



そして、それはもちろん私に限らず

「1組の相田君、美紀と付き合うんだって!!」

とか、そんな話をよく聞くようになった。