その場に残された私は……………手の中にある紙を見つめていた。 "どうしよう" そればかりが頭の中を駆け回る。 昨日純ちゃんに言った"好きな人いない"は聞いてきたのが純ちゃんだったから、咄嗟についた嘘。 まさか、こんな事になるなんて……。