「よかったぁ〜。」


純ちゃんはそう言って、突然ベッドに倒れ込む。



「…純ちゃん?」


何がよかったの?

と思ったけど、この場合やっぱり私が頷いたからだよね?

……自意識過剰すぎ?


なんて一人考えていたら、突然腕を引かれる。



「!きゃ…」



気付けばベッドに横になっているし、すぐ隣には純ちゃんの顔がある。


かあああぁぁぁ――


すごいスピードで自分の顔が真っ赤になるのが分かる。


純ちゃん、近いよね?

しかもベッドって……。

意識し過ぎて純ちゃんの顔が見れないよ。