純ちゃんは私の手を握ったまま、微笑む。 そんなに見つめられると、恥ずかしい……/// なんて照れていたら、 「昨日はごめんな。」 「…え?」 突然謝られても、昨日って…何だっけ? 「あ。」 思い出した私を見て、純ちゃんは頷く。 「――山田の事。」