高校なんてどこでもいい。 どうだっていい。 ただ純ちゃんに側にいて欲しい。 隣の家からいなくなってしまう事を、受け入れられなかった。 受け入れられない。 「全部嘘だよ」って、純ちゃんが笑いながら私に言う。 毎日そんな夢ばかり見ていた。 そんな風にしか、考えられなかったんだ。