……寝てる。 どうしよう。 純ちゃんは制服のままベッドに横になっていて、布団すらかけていない。 帰ってきてそのまま寝ちゃったんだね。 サッカー部に文化祭の準備とか関係ないから、ちゃんと部活やってきたんだ。 本当は起こしてあげないといけないんだろうな…。 だけど、もっと無防備な純ちゃんを見ていたかった。 私は声をかけるのをやめて純ちゃんのすぐ側に腰をおろした。