「ねぇ純ちゃん、夏休みはやっぱり忙しいの?」 夜8時過ぎ。 いつもの様に純ちゃんの部屋に遊びに来ている。 部活が忙しい純ちゃんはいつも7時頃に帰宅するから、それに合わせて遊びに来る様にしていた。 「ああ、多分。夏休みで部活引退だしな〜。」 純ちゃんは、そう言いながら寂しそうな目をする。 サッカー部引退したくないんだ、大好きなんだって気持ちが伝わってきて、なんだか少しヤキモチ妬きそう。 部活に嫉妬しても仕方ないけど……ね?