「ありがと明日香。」 数分後、すっきりした顔で友季子が出て来た。 「どういたしまして。…………もう部屋に戻る?」 一人になるのが嫌で、つい聞いてしまった。 すると友季子は私の考えが伝わったらしく 「暇なら…皆が戻って来るまで一緒にいようか?」 …なんて、嬉しい事を言ってくれた。 だから思わず 「うん♪♪」 満面の笑顔で返事をしていた。