そんな不安が美麗の中に沸き起こってきた。
夜の学校なんてとても想像したくないくらい、怖いものだった。
もちろん、入り込んで遊んだ経験なんて1度もない。
「大丈夫だよ」
不安が通じたのか昂輝が美麗の手を握りしめた。
その手は温かくて頼りがいがある。
美麗はホッと息を吐き出して微笑んだ。
「そうだよね、大丈夫だよね」
「うん。だけど今日の勉強はナシだね。さすがに図書館も閉まったし」
時間を確認して昂輝は呟く。
もうすぐ夕方の6時になりそうな時間帯だ。
学校から出られなくなってまたそんなに時間は経過していないから、市立図書館はもう随分前に閉まっていることになる。
それを知った上で、昂輝はあえて図書館へ行こうと美麗を誘っていたのだ。
みんなを惑わせるために。
そう理解して美麗はつい声をあげて笑ってしまった。
昂輝は時折こういう意味もない遊びをする。
夜の学校なんてとても想像したくないくらい、怖いものだった。
もちろん、入り込んで遊んだ経験なんて1度もない。
「大丈夫だよ」
不安が通じたのか昂輝が美麗の手を握りしめた。
その手は温かくて頼りがいがある。
美麗はホッと息を吐き出して微笑んだ。
「そうだよね、大丈夫だよね」
「うん。だけど今日の勉強はナシだね。さすがに図書館も閉まったし」
時間を確認して昂輝は呟く。
もうすぐ夕方の6時になりそうな時間帯だ。
学校から出られなくなってまたそんなに時間は経過していないから、市立図書館はもう随分前に閉まっていることになる。
それを知った上で、昂輝はあえて図書館へ行こうと美麗を誘っていたのだ。
みんなを惑わせるために。
そう理解して美麗はつい声をあげて笑ってしまった。
昂輝は時折こういう意味もない遊びをする。



