遡るは4時間ほど前。
一昨日で数学の補習がひとまず終わったこともあって、今朝は10時からの部活に間に合うように登校すればいいという大分楽なスケジュールだった。
というか、本当は夏休みなんだし、多少ゆったりしていてもおかしくないんだよね。
補習に追われてすっかり忘れていたけれど。
そんなわけで、今朝は9時頃にまほりが迎えに来て、それから学校に行くことになっていた。
とはいっても、ここのところ朝が早いのにすっかり慣れていたので、わたしはいつもどおりの時間に起き、出かけるのには少し早い時間には支度がすんでしまっていた。
暇を持て余していたので、リビングで、ゆき姉ちゃんの恋愛話に仕方なく付き合っていると、窓の外にお母さんの姿を認めた。
どうやら洗濯物を干し始めようとしている様子なので、わたしも庭に出てそれを手伝うことにする。
リビングの引き窓を開け、サンダルにはき替え外に出ると、何やらお母さんの声が聞こえる。
「あら~そうなのお。大変だったのね~……ミサもきっと喜ぶわあ」
一昨日で数学の補習がひとまず終わったこともあって、今朝は10時からの部活に間に合うように登校すればいいという大分楽なスケジュールだった。
というか、本当は夏休みなんだし、多少ゆったりしていてもおかしくないんだよね。
補習に追われてすっかり忘れていたけれど。
そんなわけで、今朝は9時頃にまほりが迎えに来て、それから学校に行くことになっていた。
とはいっても、ここのところ朝が早いのにすっかり慣れていたので、わたしはいつもどおりの時間に起き、出かけるのには少し早い時間には支度がすんでしまっていた。
暇を持て余していたので、リビングで、ゆき姉ちゃんの恋愛話に仕方なく付き合っていると、窓の外にお母さんの姿を認めた。
どうやら洗濯物を干し始めようとしている様子なので、わたしも庭に出てそれを手伝うことにする。
リビングの引き窓を開け、サンダルにはき替え外に出ると、何やらお母さんの声が聞こえる。
「あら~そうなのお。大変だったのね~……ミサもきっと喜ぶわあ」