「うー、さむい」 頬を切るような冷たい風が力強く吹いたので、体が持って行かれそうになった。 その背中を支えてくれた蒼が笑いながら解けたマフラーを結び直してくれる。 「ありがと」 「体ごと飛ばされそう」 「突然風強くなってきた」 「ないよりはマシでしょ?」 「すっごく暖かい。なかったら耐えられてない…」 「はは、よかったね」 次は思い出のイルミネーション。 クリスマスが来る前に。 *おわり*