「タグ、切ってもらったから巻いたら?」 「ありがとう…まだ信じられない」 「なんでよ」 「まだびっくりしてるから」 「たまにはね」 「やっぱり色がかわいい」 「ほんとだ、かわいい」 ガラスのショーケースに全身を映した。 背後から覗き込んだ蒼が満足そうに微笑む。 「やっぱり似合う」 「ほんと?」 「うん、確信したから買った」 「ふふ…」