熱の高さ的にお風呂は難しい…
それでも汗が気持ち悪く、シャワーだけと懇願したが受け入れてもらえなかった。
代わりに全身を拭いてもらい、新しいパジャマに袖を通す。
これだけでも随分さっぱりだ。
不快感が違う。
「それおいしいの?」
「すごくおいしい」
飲料タイプのゼリーは食べやすい。
食欲がなくても唯一喉を通る。
「そんなに食べられるなら買いだめしてくるわ」
「するする飲める」
「ほかにないの?食べたいの」
「思いつかない」
「アイスは?」
「いますごい寒くて…」
「…」
わかってるよ…
この悪寒は熱が上がるサインなんだって。
「ありがと…おいしかった」
飲み終わった容器を回収してくれた蒼が部屋の電気を消した。
それと同時に横たわり、ベッドに潜り込む。
「なんかあったら呼んで」
「うん…わかった」


