Cara~番外編~





*季蛍side*




肌に当てられる聴診器の冷たさすら気持ち良く感じるほど熱が上がっている。


体調的には朝よりも楽に思えたのに…




肩を少し押されて前のめりになると、背中のパジャマをたくし上げた隙間から手が入り込む。


数箇所聴診器が当てられたあと、服は直された。




「朝一で病院行ける?」


「寝てる方がいい…」


「背中も結構赤いよ」


「でも痒くない…大丈夫」


「熱上がると思うけどな」


「…」


「わかってるでしょ、なんとなく」




わかってる…


自分が一番わかってる…