Cara~番外編~




近所のスーパーを何軒か回り、果物コーナーを覗いては肩を落とす。


もう6月。


いちごの旬は終わりかけだ…


この際値段など関係ない。


手に入ればそれでいいのだが…




初夏の店頭には桃やスイカ、さくらんぼが並んでいる。


お店の人によると先週までは入荷していたらしいのだが、その棚は今、別の果物になっている。


少し前まではあれだけ並んでいたのに…


赤い果実を目が探すたび、陽が弱々しく呟いた声を思い出していた。