*季蛍side* ホールケーキを二人で食べた。 フルーツが乗っていたために、そう日持ちしないことは明らかだったからだ。 万が一のことを考え、夏来の分はカットして冷蔵庫へ。 それ以外は二人で平らげた。 お互いの死にそうな顔に笑いが止まらず、生クリームの過剰摂取が容易でない年齢であることを実感する。 「でも美味しかった、久しぶりにケーキ食べた」 「意外と食べられるな」 「ふふ…そんな顔して言われても」 「ふっ…」 「また同じの予約してあげよ?」 「そうだね、毎年楽しみにしてたからな…」