「……アルフィアさんの見解を聞いた時から、疑問には思っていたんだけど……あの令嬢達に、これ程の魔法が使えたかどうかは、少し怪しい所だね。この迷宮には、膨大な魔力が使われている」
「そんなに魔力が込められているの?」
「ああ……迷宮魔法というのは、時間経過でも抜け出せるんだけど、この迷宮は少なくとも五日間は持つだろうね」
「五日間……」
キャロムの言葉は、驚くべきものだった。五日間閉じ込めておける迷宮。それは、なんとも恐ろしいものである。
食料どころか水すらないこの空間に、五日間も閉じ込められれば、まず命はない。そんな迷宮を、あの令嬢達が作り出すかといわれると、それは確かに疑問が浮かんでくることだ。
技術的な面もあるが、心情的な面もある。いくら彼女達に敵意があったとしても、ここまでやるのだろうか。
「複雑にしなかったのは、長く閉じ込めるためだったのか? 万が一、すぐに突破されるとしても時間が稼げるように迷宮にしたと考えるべきか……いや、そんなことは今はどうでもいいことだ。犯人捜しは後と言ったのは、僕自身じゃないか」
色々と考えていたキャロムだったが、彼はその思考を断ち切った。自分で言っているように、犯人については後で考えることにしたのだろう。
「そんなに魔力が込められているの?」
「ああ……迷宮魔法というのは、時間経過でも抜け出せるんだけど、この迷宮は少なくとも五日間は持つだろうね」
「五日間……」
キャロムの言葉は、驚くべきものだった。五日間閉じ込めておける迷宮。それは、なんとも恐ろしいものである。
食料どころか水すらないこの空間に、五日間も閉じ込められれば、まず命はない。そんな迷宮を、あの令嬢達が作り出すかといわれると、それは確かに疑問が浮かんでくることだ。
技術的な面もあるが、心情的な面もある。いくら彼女達に敵意があったとしても、ここまでやるのだろうか。
「複雑にしなかったのは、長く閉じ込めるためだったのか? 万が一、すぐに突破されるとしても時間が稼げるように迷宮にしたと考えるべきか……いや、そんなことは今はどうでもいいことだ。犯人捜しは後と言ったのは、僕自身じゃないか」
色々と考えていたキャロムだったが、彼はその思考を断ち切った。自分で言っているように、犯人については後で考えることにしたのだろう。



