キャロムが腕を廊下が繋がっている境目に伸ばすと、彼の腕だけが向こう側から出てきた。
この廊下は、そこが繋がっているようである。視覚的にはどう考えても繋がっていないが、そうなっているのだ。
「空間を操る迷宮魔法も、さらに細かく分けることができる。一つは、既存の空間を切り取って繋げる方法……でも、これはかなり難しい。この状況で、その魔法が行使されたと考えるのは、いくらなんでも現実的ではないだろう」
「そうなの?」
「ああ、その場合はかなりの魔力と時間を要する。じっくりと時間をかけて、魔法を仕掛けなければならない。自分の拠点に仕掛けるなら、それでも問題はないだろう。ただ、それを人目がある学園内で行うのは、至難の業だろうね」
「なるほど……確かに、そんなことをしていたら、誰かに見つかって不審がられるでしょうね」
キャロムは、すらすらと魔法の知識を出していた。それは、彼の幼少期からの勉強の賜物なのだろう。
悲しい経緯はあるが、その知識は間違いなく優れたものだ。今の私達にとって、それはとても頼りになる。
「だから、これは空間を作り出す魔法だと考えるべきだろう」
「空間を作り出す? おいおい、キャロム君。それじゃあ、ここは魔法学園ではないということなのか?」
「そういうことになるかな」
この廊下は、そこが繋がっているようである。視覚的にはどう考えても繋がっていないが、そうなっているのだ。
「空間を操る迷宮魔法も、さらに細かく分けることができる。一つは、既存の空間を切り取って繋げる方法……でも、これはかなり難しい。この状況で、その魔法が行使されたと考えるのは、いくらなんでも現実的ではないだろう」
「そうなの?」
「ああ、その場合はかなりの魔力と時間を要する。じっくりと時間をかけて、魔法を仕掛けなければならない。自分の拠点に仕掛けるなら、それでも問題はないだろう。ただ、それを人目がある学園内で行うのは、至難の業だろうね」
「なるほど……確かに、そんなことをしていたら、誰かに見つかって不審がられるでしょうね」
キャロムは、すらすらと魔法の知識を出していた。それは、彼の幼少期からの勉強の賜物なのだろう。
悲しい経緯はあるが、その知識は間違いなく優れたものだ。今の私達にとって、それはとても頼りになる。
「だから、これは空間を作り出す魔法だと考えるべきだろう」
「空間を作り出す? おいおい、キャロム君。それじゃあ、ここは魔法学園ではないということなのか?」
「そういうことになるかな」



