「さて、これで残りは二体ですね。一体にはあなたが、そしてもう一体にはあなたの夫の魂が入っている。どちらで来ますか?」
『……当然、私が行くわ。あの人の魂だけは、傷つける訳にはいかない』
続いてメルティナの前に立ちはだかったのは、ネルメア自身の魂が入ったゴーレムだった。
彼女は、夫の魂が入ったゴーレムを守ろうとしている。つまり、彼女の戦力は、最初から七体だったようだ。
しかし、そもそも彼女はどうして夫の魂をこの場に連れてきたのだろうか。近くに置いておきたかったとも考えられるが、それはなんとも妙な話だ。
「……」
その違和感は、当然メルティナも覚えているだろう。彼女は、挑発しながらも辺りの様子を気にしている。それは、暗黒の魔女が何かしらの策略を巡らせていないかを警戒しているからだろう。
『ふふっ……これが、最後の戦いよ。言っておくけど、このゴーレムは今までのものとは違う。なんといっても、私が入っているのだからね』
「そのようですね……」
ネルメアは、笑っていた。それが、不気味である。
自嘲して笑っていると考えられない訳ではない。だが、その笑みには何か狙いがあるような気がしてならない。
『……当然、私が行くわ。あの人の魂だけは、傷つける訳にはいかない』
続いてメルティナの前に立ちはだかったのは、ネルメア自身の魂が入ったゴーレムだった。
彼女は、夫の魂が入ったゴーレムを守ろうとしている。つまり、彼女の戦力は、最初から七体だったようだ。
しかし、そもそも彼女はどうして夫の魂をこの場に連れてきたのだろうか。近くに置いておきたかったとも考えられるが、それはなんとも妙な話だ。
「……」
その違和感は、当然メルティナも覚えているだろう。彼女は、挑発しながらも辺りの様子を気にしている。それは、暗黒の魔女が何かしらの策略を巡らせていないかを警戒しているからだろう。
『ふふっ……これが、最後の戦いよ。言っておくけど、このゴーレムは今までのものとは違う。なんといっても、私が入っているのだからね』
「そのようですね……」
ネルメアは、笑っていた。それが、不気味である。
自嘲して笑っていると考えられない訳ではない。だが、その笑みには何か狙いがあるような気がしてならない。



