もちろん、彼がまだ戦えるというのは、こちらとしてはありがたいことである。だが、その結果取り返しがつかないことになっては、何の意味もないのだ。
だからこそ、私は彼を止めなければならない。しかし、どうすればいいのだろうか。
「……まったく、兄上は無茶ばかりだな」
「確かに、そうだね。入学式の時から、この生徒会長はハチャメチャだ」
「え?」
そんな私の耳に聞こえてきたのは、よく知る二人の声だった。
後ろを振り返ると、そこにはドルキンスとキャロムがいた。二人とも、駆けつけて来てくれたようだ。
「それをキャロム君が言うのか?」
「ああ、それもそうか……」
「お前達……」
「兄上、下がっていてくれ」
「そうだよ、生徒会長。ここは、愛弟子である僕達がなんとかするからさ。少し休んでいた方がいいよ」
二人は、ゆっくりとディゾール様の前に立った。それに合わせて、私もその横に並ぶ。
「さて、二人とも、準備はいいよね?」
「ああ、もちろんだとも」
「修行の成果の見せ所だね」
私三人は、ディゾール様の元で魔法を学んだ。その成果を今こそ、見せる時なのだ。
少し前方から、ゴーレムが一体迫ってきている。あれは、先程もう一体を砕いたゴーレムだ。
まずは、あれを私達でなんとかする。今後のためにも、メルティナには余力を残してもらわなければならないからだ。
だからこそ、私は彼を止めなければならない。しかし、どうすればいいのだろうか。
「……まったく、兄上は無茶ばかりだな」
「確かに、そうだね。入学式の時から、この生徒会長はハチャメチャだ」
「え?」
そんな私の耳に聞こえてきたのは、よく知る二人の声だった。
後ろを振り返ると、そこにはドルキンスとキャロムがいた。二人とも、駆けつけて来てくれたようだ。
「それをキャロム君が言うのか?」
「ああ、それもそうか……」
「お前達……」
「兄上、下がっていてくれ」
「そうだよ、生徒会長。ここは、愛弟子である僕達がなんとかするからさ。少し休んでいた方がいいよ」
二人は、ゆっくりとディゾール様の前に立った。それに合わせて、私もその横に並ぶ。
「さて、二人とも、準備はいいよね?」
「ああ、もちろんだとも」
「修行の成果の見せ所だね」
私三人は、ディゾール様の元で魔法を学んだ。その成果を今こそ、見せる時なのだ。
少し前方から、ゴーレムが一体迫ってきている。あれは、先程もう一体を砕いたゴーレムだ。
まずは、あれを私達でなんとかする。今後のためにも、メルティナには余力を残してもらわなければならないからだ。



