「……え?」
私は、いつの間にか降り注ぐ岩の遥か後方にいたのだ。
何が起こったのかは、よくわからない。ただ、どうやら、あの攻撃から私達は逃れられたようである。
「空間魔法だ。俺とお前達をあの場から移動させた」
「空間魔法……そんなことができるんですか?」
「とても高度な魔法です。でも、ディゾール様はそれができるみたいです。シズカさんをこちらの世界に連れて来られたのも、彼の力があったからで……」
「そうだったんだ……」
ディゾール様は、空間魔法なるものを使えるようだ。要するに、瞬間移動をしたということなのだろう。
それは、驚くべきことである。空間を自由自在に行き来できるなんて、なんて強力な魔法なのだろうか。
『空間魔法……まさか、あなたがここまでの使い手だったとは……』
「……」
『ふふ、だけど、強力な魔法にはそれなりのリスクが伴うものよね? あなたは今、何回空間魔法を使ったのかしら? 自分自身を結界内に飛ばすのに一回、結界内から出る時には、三人いたから三回分……合計四回、それに耐えられるのかしら?』
「……ぐっ」
「ディゾール様!」
そこで、ディゾール様はゆっくりと膝をついた。その顔色は悪い。とても苦しそうである。
恐らく、ネルメアの言った通りなのだろう。強力な空間魔法には、それなりのリスクがあったのだ。
私は、いつの間にか降り注ぐ岩の遥か後方にいたのだ。
何が起こったのかは、よくわからない。ただ、どうやら、あの攻撃から私達は逃れられたようである。
「空間魔法だ。俺とお前達をあの場から移動させた」
「空間魔法……そんなことができるんですか?」
「とても高度な魔法です。でも、ディゾール様はそれができるみたいです。シズカさんをこちらの世界に連れて来られたのも、彼の力があったからで……」
「そうだったんだ……」
ディゾール様は、空間魔法なるものを使えるようだ。要するに、瞬間移動をしたということなのだろう。
それは、驚くべきことである。空間を自由自在に行き来できるなんて、なんて強力な魔法なのだろうか。
『空間魔法……まさか、あなたがここまでの使い手だったとは……』
「……」
『ふふ、だけど、強力な魔法にはそれなりのリスクが伴うものよね? あなたは今、何回空間魔法を使ったのかしら? 自分自身を結界内に飛ばすのに一回、結界内から出る時には、三人いたから三回分……合計四回、それに耐えられるのかしら?』
「……ぐっ」
「ディゾール様!」
そこで、ディゾール様はゆっくりと膝をついた。その顔色は悪い。とても苦しそうである。
恐らく、ネルメアの言った通りなのだろう。強力な空間魔法には、それなりのリスクがあったのだ。



