「メルティナ! 私の力を!」
「ええ!」
私は、メルティナの体に自らの魔力を流し込む。
暗黒の魔女に対抗できる魔法の技術があるのは、彼女の方だ。そのため、彼女にはできる限りの魔力を温存してもらいたい。
だから、私は自らの魔力を明け渡す。これで、メルティナは余力を残しつつ、目の前の事象に対応できる。
「結界を……!」
「よし!」
メルティナは、私達の周りに魔力の壁を張り巡らせた。これがあれば、降り注ぐ岩から身を守ることができる。
『甘いわ! そこに留まるというなら、こちらにもやり方がある!』
「なっ……! 岩が……!」
次の瞬間、広範囲に降り注ぐはずだった岩が、私達の方に向かって来た。恐らく、暗黒の魔女がその方向を操作したのだろう。
これだけの岩を完全に防ぎきるには、膨大な魔力が必要になる。メルティナなら、それは不可能ではないとは思うが、そうするとこの後の戦いがとても不利になってしまう。
だが、生き残るためにはそうするしかないというのが現状である。メルティナもそう思ったのか、彼女は魔力を集中させていく。
「……その必要はない」
「え?」
「あ、あなたは……」
そんな私達の目の前に、突如見知った人物が現れた。
それは、ディゾール様である。彼は、何の前触れもなく、私達の前に立っていたのだ。
どうやって、ここまで来たのだろうか。それがまったくわからず、私は混乱する。
ディゾール様は、そんな私とメルティナの肩に手を置いた。次の瞬間、私は奇妙な感覚を体験する。
「ええ!」
私は、メルティナの体に自らの魔力を流し込む。
暗黒の魔女に対抗できる魔法の技術があるのは、彼女の方だ。そのため、彼女にはできる限りの魔力を温存してもらいたい。
だから、私は自らの魔力を明け渡す。これで、メルティナは余力を残しつつ、目の前の事象に対応できる。
「結界を……!」
「よし!」
メルティナは、私達の周りに魔力の壁を張り巡らせた。これがあれば、降り注ぐ岩から身を守ることができる。
『甘いわ! そこに留まるというなら、こちらにもやり方がある!』
「なっ……! 岩が……!」
次の瞬間、広範囲に降り注ぐはずだった岩が、私達の方に向かって来た。恐らく、暗黒の魔女がその方向を操作したのだろう。
これだけの岩を完全に防ぎきるには、膨大な魔力が必要になる。メルティナなら、それは不可能ではないとは思うが、そうするとこの後の戦いがとても不利になってしまう。
だが、生き残るためにはそうするしかないというのが現状である。メルティナもそう思ったのか、彼女は魔力を集中させていく。
「……その必要はない」
「え?」
「あ、あなたは……」
そんな私達の目の前に、突如見知った人物が現れた。
それは、ディゾール様である。彼は、何の前触れもなく、私達の前に立っていたのだ。
どうやって、ここまで来たのだろうか。それがまったくわからず、私は混乱する。
ディゾール様は、そんな私とメルティナの肩に手を置いた。次の瞬間、私は奇妙な感覚を体験する。



