「どうやら、シズカさんの判断は正しかったようですね。多分、彼女は騎士団に態勢を立て直されたら、勝機はないと思っているのでしょう。だから、ここまで大胆に行動しているのだと思います」
「確かにそこの判断は合っていたみたいだね。でも、最初に騎士団に全てを任せようと言った判断は、間違っていたみたい。メルティナやディゾール様やキャロムが騎士団と協力していれば、暗黒の魔女は倒せたかもしれない」
「いえ、あの時は私も騎士団に任せるべきだと思いました。あなたの責任ではありません」
私の言葉に、メルティナはゆっくりと首を振った。
だが、元はといえば、私がそれを言い出したのである。今回の襲撃の責任は、私にあるといえるだろう。
「シズカさん……また、私に勇気を頂けますか?」
「メルティナ、それって……」
「正直、怖いんです。岩の巨人を実際に見てみると、少し怖気づいてしまって……だから、勇気をください」
メルティナは、そう言いながら、私に手を伸ばしてきた。
私は、その手を握る。彼女が差し出してきたのとは違う手で、彼女の手を握ったのだ。
「メルティナ……行こう」
「シズカさん……はい、行きましょう」
私とメルティナは、手を繋いだまま窓の外に飛び出した。
これから、戦いが始まる。だが、きっと大丈夫だ。私には心強い仲間がいるのだから。
それは、メルティナだけではない。きっと、皆駆けつけてくれる。あの暗黒の魔女との戦いに決着をつけるために、皆の日常を守るために。
「確かにそこの判断は合っていたみたいだね。でも、最初に騎士団に全てを任せようと言った判断は、間違っていたみたい。メルティナやディゾール様やキャロムが騎士団と協力していれば、暗黒の魔女は倒せたかもしれない」
「いえ、あの時は私も騎士団に任せるべきだと思いました。あなたの責任ではありません」
私の言葉に、メルティナはゆっくりと首を振った。
だが、元はといえば、私がそれを言い出したのである。今回の襲撃の責任は、私にあるといえるだろう。
「シズカさん……また、私に勇気を頂けますか?」
「メルティナ、それって……」
「正直、怖いんです。岩の巨人を実際に見てみると、少し怖気づいてしまって……だから、勇気をください」
メルティナは、そう言いながら、私に手を伸ばしてきた。
私は、その手を握る。彼女が差し出してきたのとは違う手で、彼女の手を握ったのだ。
「メルティナ……行こう」
「シズカさん……はい、行きましょう」
私とメルティナは、手を繋いだまま窓の外に飛び出した。
これから、戦いが始まる。だが、きっと大丈夫だ。私には心強い仲間がいるのだから。
それは、メルティナだけではない。きっと、皆駆けつけてくれる。あの暗黒の魔女との戦いに決着をつけるために、皆の日常を守るために。



