「メルティナ! いる!?」
避難する人達の流れに乗りながら、私はメルティナの部屋まで辿り着いていた。
緊急時の為、ノックもせずに部屋に乗り込んだが、彼女からの返事はない。
メルティナはまず逃げないと思うので、既にあの人型と戦いに行ったのだろうか。そう思って部屋の中に入ってみると、窓から外を見つめる彼女がいた。
「メルティナ?」
「シズカさん、来てくれると思っていましたよ」
「う、うん……」
メルティナは、真剣な目で迫りくる人型を見つめている。それは、数時間程前に見た目と同じ目だ。彼女は、決意に満ちた目をしているのだ。
「今、数を数えてみましたが、どうやらあれは八体程いるようです」
「八体? それって……」
「ええ、シャザームの保有する岩の巨人の数です。恐らく、これは彼女の仕業でしょう」
「うん……でも、どうして彼女がここに?」
「恐らく、私を潰しにきたのでしょう。騎士団を退けた今、彼女の邪魔になるのは私だけです。大方、騎士団の態勢が整う前に、私を潰そうという魂胆でしょうか」
メルティナは、冷静にそのようなことを言ってきた。
確かに、それはあり得ない話ではないだろう。シャザームは、明らかにメルティナを警戒していた。そんな彼女を潰しにくるというのは、納得できる。
避難する人達の流れに乗りながら、私はメルティナの部屋まで辿り着いていた。
緊急時の為、ノックもせずに部屋に乗り込んだが、彼女からの返事はない。
メルティナはまず逃げないと思うので、既にあの人型と戦いに行ったのだろうか。そう思って部屋の中に入ってみると、窓から外を見つめる彼女がいた。
「メルティナ?」
「シズカさん、来てくれると思っていましたよ」
「う、うん……」
メルティナは、真剣な目で迫りくる人型を見つめている。それは、数時間程前に見た目と同じ目だ。彼女は、決意に満ちた目をしているのだ。
「今、数を数えてみましたが、どうやらあれは八体程いるようです」
「八体? それって……」
「ええ、シャザームの保有する岩の巨人の数です。恐らく、これは彼女の仕業でしょう」
「うん……でも、どうして彼女がここに?」
「恐らく、私を潰しにきたのでしょう。騎士団を退けた今、彼女の邪魔になるのは私だけです。大方、騎士団の態勢が整う前に、私を潰そうという魂胆でしょうか」
メルティナは、冷静にそのようなことを言ってきた。
確かに、それはあり得ない話ではないだろう。シャザームは、明らかにメルティナを警戒していた。そんな彼女を潰しにくるというのは、納得できる。



