「とにかく、騎士団は暗黒の魔女に敗北しました。やはり、彼女に対抗できるのは、私達しかいないようです」
「それは……」
「……これ以上、犠牲を出す訳にはいきません。私は、シャザームを倒しに行きます」
メルティナは、真剣な顔でそう言ってきた。
それは、決意に満ちた顔だ。彼女は、必ずシャザームと戦うだろう。今の顔は、そういう顔である。
そして、私はそれを止めることができない。事実として、騎士団が敗北しているからだ。
天賦の才を持つ暗黒の魔女には、同じく天賦の才を持つメルティナしか対抗できない。そういうことなのだろう。
「シャザームがどこにいるかは、騎士団がはっきりと示してくれています。すぐにでも、彼女と戦うことができます」
「すぐにって……」
「騎士団だって、ただでやられた訳ではありません。岩の巨人は、十二体いたそうですが、八体まで減らしてくれたようです。シャザームが余計なことをしない内に、彼女との決着をつけるべきだと思います」
「騎士団が四体しか減らせなかったのに、八体を倒せるの?」
「わかりません。でも、やるしかないのです」
メルティナは、今にでもシャザームの元に駆け出していきそうな様子だった。
彼女の言っていることが、理解できない訳ではない。あちらが立て直せていない内に襲撃をかける。それは、悪くないことだろう。
だが、騎士団は岩の巨人を四体しか減らせなかった。いくらメルティナに秀でた才能があるといっても、流石に対抗できないのではないだろうか。
「それは……」
「……これ以上、犠牲を出す訳にはいきません。私は、シャザームを倒しに行きます」
メルティナは、真剣な顔でそう言ってきた。
それは、決意に満ちた顔だ。彼女は、必ずシャザームと戦うだろう。今の顔は、そういう顔である。
そして、私はそれを止めることができない。事実として、騎士団が敗北しているからだ。
天賦の才を持つ暗黒の魔女には、同じく天賦の才を持つメルティナしか対抗できない。そういうことなのだろう。
「シャザームがどこにいるかは、騎士団がはっきりと示してくれています。すぐにでも、彼女と戦うことができます」
「すぐにって……」
「騎士団だって、ただでやられた訳ではありません。岩の巨人は、十二体いたそうですが、八体まで減らしてくれたようです。シャザームが余計なことをしない内に、彼女との決着をつけるべきだと思います」
「騎士団が四体しか減らせなかったのに、八体を倒せるの?」
「わかりません。でも、やるしかないのです」
メルティナは、今にでもシャザームの元に駆け出していきそうな様子だった。
彼女の言っていることが、理解できない訳ではない。あちらが立て直せていない内に襲撃をかける。それは、悪くないことだろう。
だが、騎士団は岩の巨人を四体しか減らせなかった。いくらメルティナに秀でた才能があるといっても、流石に対抗できないのではないだろうか。



